“丹田(たんでん)の充実は気持ちがいいのです”
「丹田から見た血流」
(フィクサー、もしくは黒幕としての心臓は、
筋肉の動きであり、腹圧です)
生理学によれば、心臓は血液を送り出す器官であっても血流量を決定する能力はありません。心臓からの拍出量を決定するのは“循環充満圧”と呼ばれる血管系の、本来持つ収縮能力であり、それを援助するのが交感神経や内分泌、筋肉運動、腹圧力などです。タンデンアーツは、活力に満ちた心身の背後にあるものとして豊富な循環血液量を認めます。運動時などはともかく、安静時やデスクワークの時に豊富な循環血液量を確保する唯一であり最善の方法が丹田の活性であると確信します。
“心臓の法則”という生理学で公認された考えがあります。心臓は何らの負担なしに、1分間に13~15リットルの血液を拍出出来るということです。現実の成人の1分間の拍出量の平均は5リットルです。この差は何故か?簡単な理由によります。1分間に5リットルしか心臓に戻ってこないからです。太古、人間が立ちあがった瞬間から水力学的に血液循環が不利になった部分が出来たことも大きく関係すると考えます。丹田(持続腹圧)がよくこの弱点を補正します。生理学でも腹圧力は循環血液量を多くするとの見解がありますが、残念ながら現代医学は丹田の概念を持ちません。
秋山真之は“褌は武器である”との言を残しています。その意は、褌のもたらす強い腹力が、活力の元である豊富な血液循環をもたらせることによる、ということです。宮本武蔵も“五輪の書”で、“帯を緩めるな!という教えがある”と書き残しています。意味は同じです。
東洋で言う、“無心”の獲得原理も腹圧力であり、下腹部の血液の停滞を解除するのも腹圧力(丹田)です。
“現代人は一般的に血流力が低下している”これがタンデンアーツの認識であり、1本の腰帯、もしくはベルトがそれを回復するとの見解をもちます。昔の日本人がそうであったように・・・。